4.戦後の聖書同盟の働き

 

 1954年(昭和29年)、何人かの福音的な教会の指導者が集まり、日本のクリスチャンが毎日みことばに親しむことの重要性が再確認されました。そして、英国のスクリプチャー・ユニオンと再度連絡を取って働きを進めていくことも確認され、やがて「聖書同盟」という団体の名称と「みことばの光」という聖書日課誌の名称が決定しました。そしてついに1954年の12月に「みことばの光」第1号が出版されたのです。このように戦後の聖書同盟は、戦前の「聖書之友」とは形式的には独立して始められましたが、精神的には継続した働きだったのです。その基本精神は、日本の教会に真に必要な聖書通読運動の働きを、日本人の手によって着実に進めていこうというものでした。

聖書同盟の紹介のページへ戻る